「見たことのない虫がいる！」
ある男の子が嬉しそうにクラブに入ってきました。
その声につられて、「見たい！」「本当に⁉」と５､６人の子どもたちが集まります。
子どもに呼ばれた指導員も見てみましたが、確かに見たことがない虫です。
「この虫は何だろう？」
みんなで思いつくものを出し合ってみました。
「ゴキブリじゃない？」「クワガタのメスみたいな顔してる」「でも足が多いよね」「背中が分かれてる」
考えているとさらに解明したい気持ちが膨らんでいきました。
パソコンで調べてみよう！ということで、「黒　虫　くわ」「黒　足多い　固い」などキーワードで検索するも、それらしき画像は見つからず・・・
図鑑を見てみよう！と学童にある昆虫図鑑を調べました。
「ないねー」「本当に新種なんじゃないの？」とみんなで言い始めたころ・・・
「これじゃない？」とあるページで手が止まりました
「これだーーーー！」「すごい！」「マイマイカブリだって」と大盛り上がり。
実は、昆虫の正体はマイマイカブリの幼虫だったのです。
さらに、マイマイカブリの食べ物がカタツムリだと知り、驚く子どもたち。
発見の連続でしたね。
幼虫は冬眠の時期だったようで、学童の広場の隅に帰してやることになりました。

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