施設長ご挨拶

2021.06.02
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成長する経験の場として

 学童では、小学1年生から6年生までの児童が生活しています。
学年の異なる児童と共に生活や遊びを創り、自分なりの楽しさややりがいを見つけていく力を養います。
日常の遊びでは、子どもたちの中ではやりが生まれます。
楽しさを発見した児童の中で、「どうやったらもっと楽しいだろう」という考えのもと、遊びを盛り上げ、発展させていく姿が見られます。
学童ではまず、遊ぶことの楽しさを存分に味わいます。
次に、遊びを発展させる楽しさを知っていきます。
その後、周りの子どもを巻き込んで遊びを組み立てる楽しさや、集団の中で役割を持つことへのやりがいを感じてもらうことを目指します。
年上の子を見て「こんなふうになりたいな」「大きくなったらあんなことしてみたいな」
年下の子を見ながら「自分にもこんなときがあったな。だからこんな風に関わってみよう」
と思い合える集団に育っていけたらと考えています。
自分と違う相手の言葉を聞き、自分の気持ちを伝え、どちらも大切だということを知る。
そんな経験の中で色んな人がいることを知り、その中で自分やみんなが楽しくなるには・・・を考えられるような経験の場となることを目指していきます。

施設長 榊原 生子